わたしたちについて
About Us物語を継ぐということ
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ
― 宮沢賢治「雨ニモマケズ」
この物語を継ぐ、ということは、
完成された思想を守ることでも、正解をなぞることでもありません。
季節の移ろいに驚き、自然の変化に戸惑い、美味しさの前提を疑い続けること。
その揺れや葛藤ごと、引き受けていくことだと思っています。
先人の教えは、答えとして残されているのではなく、問いとして手渡されてきました。
ここに来る意味とは何なのか。ここだから、今だから、自分だからできることとは。
その時代、その土地、その身体で、向き合い直し続けること。
それが、この物語を継ぐ、ということだと思います。
変わらないために、変わり続ける。語部
として、深く考える。
料理は、答えではなく媒介。レストランは、主張ではなく場。
そして物語は、所有するものではなく、次の時間に預けるもの。
そんな思いでバトンを受け取りました。
Lift Up 余市のコンセプト
「Lift up」は3つの想いを込めています。
1. 口角を上げる。笑顔。
美味しいと感じた時、自然と人の表情はほどけていく。
2. 持ち上げる。向上させる。
自然と共に生き、土地の力、生産者の思い、食材の可能性を料理として持ち上げていく。
3. 手を上げる。表明する。
環境や地域の課題と向き合いながら、私たちなりの在り方を表明していく。
我々はこの地に惹かれ、この地の人に惹かれ、その人達が織りなすものや生き様に惹かれ、余市に移る決断をしました。
皿の上に立った余市という旗がいつか皆の、地域の立覇なシンボルとして靡く様に邁進していきます。