Lift Up 余市

〒046-0002
北海道余市郡余市町登町987-2

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わたしたちについて
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Message

こんな年は初めてだ…。
いつ、何処に行っても訪問する度に聞こえてくる言葉です。
日本だけではなく、世界的にみても、
当たり前が当たり前ではない現代社会において、
日常を過ごせていることだけでも幸せなんだなと心から思います。

持続可能な循環システムとは何だろうか。
環境に配慮した地域のエコシステムをつくるとはどういうことだろうか。
命に近い仕事をする料理人として、
自然や食材に寄り添いながら未来のことを考え、町の歯車の一員になろう。
そんな思いからLift Upは始まりました。

森を見て、町を見て、
自然と社会という両極端な対義語に挟まれる料理人としての答えがどんなものになるのか。
鮭が川を遡り、命を尽くして繋ぐような、
そんな一瞬の輝きのような表現を目指して、日々進み続けたい。
美しくなくとも時には力尽きるほどに傷つこうとも、
その流れに沿うように、歩んでゆきたいと思います。
世界から注目されるの土臭くも輝かしい余市ワインの様に、一筋の光に照らされながら、
一枚一枚の葉で受けた光を我々の( さら ) の実りに変えて、皆様にお伝え出来たらと思います。
Team Lift Up

白川 翔太
Inherit to story — SAGRAからLift Upへ

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ

野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ

― 宮沢賢治「雨ニモマケズ」

この物語を継ぐ、ということは、
完成された思想を守ることでも、正解をなぞることでもありません。
季節の移ろいに驚き、自然の変化に戸惑い、美味しさの前提を疑い続けること。
その揺れや葛藤ごと、引き受けていくことだと思っています。
先人の教えは、答えとして残されているのではなく、問いとして手渡されてきました。
ここに来る意味とは何なのか。ここだから、今だから、自分だからできることとは。
その時代、その土地、その身体で、向き合い直し続けること。
それが、この物語を継ぐ、ということだと思います。
変わらないために、変わり続ける。語部( かたりべ ) として、深く考える。
料理は、答えではなく媒介。レストランは、主張ではなく場。
そして物語は、所有するものではなく、次の時間に預けるもの。
そんな思いでバトンを受け取りました。

Concept

「Lift up」は3つの想いを込めています。

1. 口角を上げる。笑顔。
美味しいと感じた時、自然と人の表情はほどけていく。

2. 持ち上げる。向上させる。
自然と共に生き、土地の力、生産者の思い、食材の可能性を料理として持ち上げていく。

3. 手を上げる。表明する。
環境や地域の課題と向き合いながら、私たちなりの在り方を表明していく。

我々はこの地に惹かれ、この地の人に惹かれ、その人達が織りなすものや生き様に惹かれ、余市に移る決断をしました。
皿の上に立った余市という旗がいつか皆の、地域の立覇なシンボルとして靡く様に邁進していきます。